人用サイトマップ「HTML」が勝手に「XML」になってしまった時の対処法
人間用のサイトマップ(html)が、いつの間にか検索エンジンロボット用のサイトマップ(xml)で表示されてました。
まったくもう。
わけがわからないよ。
調べたら同じ現象になってる人多数!
みなさんの記事によると、クローラー向けのサイトマップ(xml)を自動生成できて便利!と多くのWordPress運用者がインストールしてる「Google XML Sitemaps4.0へのアップグレードによる仕様変更」が原因との事。
今までのGoogleサイトマップはxml形式でしたが、2014年からGoogleサイトマップ形式の仕様変更があり、「html」もGoogleサイトマップ形式に加えられたようです。
Googleウェブマスターツールのサイトマップ形式も、いつの間にか仕様変更になっていました。
詳細はGoogle公式↓にて確認できます
サイトマップを作成、送信する|Search Console ヘルプ
WPプラグインGoogle XML Sitemapsで、今まで生成されていたxmlサイトマップのURLは「ドメイン名/sitemap.xml」。
当ブログで公開している、人間が見る用のサイトマップ(記事一覧)のURLは「ドメイン名/sitemap.html」です。
ファイル形式が異なるので、ここまでは問題なし。カブっていませんでした。
でも、、、
Googleマスターツール仕様変更に伴い、プラグインGoogle XML Sitemapsも仕様変更。
最新版のGoogle XML Sitemaps(4.0)では、クローラー向けサイトマップURL(形式)が「ドメイン名/sitemap.xml」 → 「ドメイン名/sitemap.html」で生成される。
その影響で、人間用のサイトマップ(html)のURLを「ドメイン名/sitemap.html」に設定している方は、当ブログと同じようにサイトマップがクローラー向けのサイトマップが表示されてしまう。
xml形式も使えるのに、なぜhtmlに強制変更したのか意味不明ですが(将来的にxml形式は廃止され、sitemap.htmlに統一されるのかな?)
ようは人間用もクローラー用も、どちらのサイトマップも「sitemap.html」のURLでかぶっている事が原因なので、対処方法は以下の2つから好きなほうを選べるのかなーと考えました。
- Google XML Sitemapsのバージョンダウン
- 人間用サイトマップのURL変更
Google XML Sitemapsのバージョンダウン
Google XML Sitemaps4.0から仕様変更されているので、仕様変更前のGoogle XML Sitemapsにダウングレードすることで対処できます。
ダウングレード方法は、こちらの記事で紹介しています。
人間用サイトマップのURL変更
Google XML Sitemapsダウングレードにて対処している人が多かった印象はありますが、今回、当ブログはこちらの対処方法を選択しました。
バージョンダウンしていたGoogle XML Sitemapsを、この機会に最新の4.0~に更新。
人間用サイトマップのURLを「sitemap.html」→「sitemaps.html」に変更しました。
人間用サイトマップが正常表示に戻り、ほっと一安心。
何かあると困るので、念のためGoogleマスターツールにログインして「サイトマップhtml」を送信しておきました。
エラーもなく、正常に認識されたようです。
Googleサーチコンソールにて「サイトマップが html ページです。サポートされている形式のサイトマップを使用してください。」のエラー表示で困っている方も、原因はこの記事にあるように「Googleがサポートするサイトマップ形式にhtmlが追加になったこと」だと予想できます。当記事に紹介した「Google XML Sitemapsのバージョンダウン」または「人間用サイトマップのURL変更」いずれかの方法で解決できると思います。ぜひ試してみて下さい
最近、当ブログにて、記事インデックスが遅すぎる問題が発生していました。
今回サイトマップ関連を整理したことでインデックススピードも元通りになるといいな。
サイトマップ関連はこちらの記事も、参考になるかもしれません。
※当ブログのGoogle XML Sitemapsは、下記記事にもあるように一旦バージョンダウンしていましたが、今記事を機会に最新バージョンを現在利用中です。