人用サイトマップ「HTML」が勝手に「XML」になってしまった時の対処法

2017年2月25日

人間用のサイトマップ(html)が、いつの間にか検索エンジンロボット用のサイトマップ(xml)で表示されてました。

クローラー向けxmlサイトマップ

まったくもう。

わけがわからないよ。

調べたら同じ現象になってる人多数!

みなさんの記事によると、クローラー向けのサイトマップ(xml)を自動生成できて便利!と多くのWordPress運用者がインストールしてる「Google XML Sitemaps4.0へのアップグレードによる仕様変更」が原因との事。

今までのGoogleサイトマップはxml形式でしたが、2014年からGoogleサイトマップ形式の仕様変更があり、「html」もGoogleサイトマップ形式に加えられたようです。

Googleウェブマスターツールのサイトマップ形式も、いつの間にか仕様変更になっていました。

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詳細はGoogle公式↓にて確認できます

サイトマップを作成、送信する|Search Console ヘルプ

WPプラグインGoogle XML Sitemapsで、今まで生成されていたxmlサイトマップのURLは「ドメイン名/sitemap.xml」。

当ブログで公開している、人間が見る用のサイトマップ(記事一覧)のURLは「ドメイン名/sitemap.html」です。

ファイル形式が異なるので、ここまでは問題なし。カブっていませんでした。

でも、、、

Googleマスターツール仕様変更に伴い、プラグインGoogle XML Sitemapsも仕様変更。

最新版のGoogle XML Sitemaps(4.0)では、クローラー向けサイトマップURL(形式)が「ドメイン名/sitemap.xml」 → 「ドメイン名/sitemap.html」で生成される。

その影響で、人間用のサイトマップ(html)のURLを「ドメイン名/sitemap.html」に設定している方は、当ブログと同じようにサイトマップがクローラー向けのサイトマップが表示されてしまう。

xml形式も使えるのに、なぜhtmlに強制変更したのか意味不明ですが(将来的にxml形式は廃止され、sitemap.htmlに統一されるのかな?)

ようは人間用もクローラー用も、どちらのサイトマップも「sitemap.html」のURLでかぶっている事が原因なので、対処方法は以下の2つから好きなほうを選べるのかなーと考えました。

  • Google XML Sitemapsのバージョンダウン
  • 人間用サイトマップのURL変更
Google XML Sitemapsのバージョンダウン

Google XML Sitemaps4.0から仕様変更されているので、仕様変更前のGoogle XML Sitemapsにダウングレードすることで対処できます。

ダウングレード方法は、こちらの記事で紹介しています。

人間用サイトマップのURL変更

Google XML Sitemapsダウングレードにて対処している人が多かった印象はありますが、今回、当ブログはこちらの対処方法を選択しました。

バージョンダウンしていたGoogle XML Sitemapsを、この機会に最新の4.0~に更新。

人間用サイトマップのURLを「sitemap.html」→「sitemaps.html」に変更しました。

サイトマップURL変更

人間用サイトマップが正常表示に戻り、ほっと一安心。

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何かあると困るので、念のためGoogleマスターツールにログインして「サイトマップhtml」を送信しておきました。

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エラーもなく、正常に認識されたようです。

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Googleサーチコンソールにて「サイトマップが html ページです。サポートされている形式のサイトマップを使用してください。」のエラー表示で困っている方も、原因はこの記事にあるように「Googleがサポートするサイトマップ形式にhtmlが追加になったこと」だと予想できます。当記事に紹介した「Google XML Sitemapsのバージョンダウン」または「人間用サイトマップのURL変更」いずれかの方法で解決できると思います。ぜひ試してみて下さい

最近、当ブログにて、記事インデックスが遅すぎる問題が発生していました。

今回サイトマップ関連を整理したことでインデックススピードも元通りになるといいな。

サイトマップ関連はこちらの記事も、参考になるかもしれません。

※当ブログのGoogle XML Sitemapsは、下記記事にもあるように一旦バージョンダウンしていましたが、今記事を機会に最新バージョンを現在利用中です。

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