読むだけで禁煙できると噂の本「禁煙セラピー」を読んでみた
たばこを辞めようと思ったきっかけ
新しいマンションに引っ越ししたこともあり、何となく禁煙しようかなと思い立った私が購入した「アレン・カー:禁煙セラピー」。
読むだけで絶対やめられる
謳い文句が嘘くさいなーと思いつつ、Amazonレビューの評価がよかったので買って読んでみました。
感想の前に書籍紹介
読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー
アレン・カー(著) 阪本 章子 (翻訳)
内容(「BOOK」データベースより)
世界15ヵ国で翻訳され、イギリス、ドイツ、オランダで毎年ベストセラー!!成功率90%。本書であなたはタバコへの心理的依存から完全に解放される。内容(「MARC」データベースより)
精神力はいらない、禁断症状がない、太らない、ヘビースモーカーほど簡単、代用品不要、誰でもすぐにやめられる-。すべての喫煙者が待ち望んでいた奇跡的禁煙法を紹介。
読むだけで・・・はマジだったw
こちらの書籍「アレン・カーの禁煙セラピー」は、届いた当日から読み始め、なぜか1週間を費やしてやっと読み終えることができました。
本文は3P.~217Pまでの214ページなので至って普通レベルのページ数なのですが、すべて読み終えるのに1週間、かかりました。
こんなに読むのに時間がかかった書籍は、はじめてです。
なぜこんなに時間がかかってしまったか、すごく不思議なのだけど、それがかえってよかったのか、結論から言いますと、、、すべてを読み終えてすぐに禁煙できました(笑)
【追記】現在も禁煙継続中!
不思議すぎるよ!この本は。
本書内にて紹介されていますが、著者であるアレン・カーさんがたばこを辞めることができた唯一の方法は催眠療法だったそうです。
そのため、禁煙後多くの人が悩み苦しむ、手の震え・集中力散漫・情緒不安定・食欲が増すなどニコチン中毒が引き起こしているのであろう様々な症状を、一切感じることなく禁煙できた。
本書にも随所にその禁煙ノウハウが散りばめられているのかなーという印象です。
実際のところ、私は催眠療法をうけたことがないし信じてもいないのですが、読むだけで本当に禁煙できています(現在、禁煙18日目)。
喫煙歴は18年ほどで、1日1箱~1箱半を飽きもせず、タバコが値上げされてもお構いなしで、毎日毎日プカプカ吸っていました。
それでも、アレン・カーさんの禁煙セラピーを読んだだけで「タバコを吸いたいとすら思わない」感じで毎日を過ごしています。不思議な本だなーと思います、まじで。
個人的にタネ明かし
すごい、すごいで終わってしまうとアレなので、もう少し、感想を残しておきます。
まー、感想というか、本書を読んだあと、私がスムーズに禁煙できた理由のタネ明かしっぽい感じです。
私の毎日は本当にヤバかった
「読むだけで絶対やめられる禁煙セラピー」を読み、私が行ったことは、著者の指示通りたばこを吸いたくなる瞬間をしっかりと思い返すことでした。
私にとっては、結果的に、ここをしっかり考えることがスムーズな禁煙の肝となりました。
私の毎日を振り返ると、タバコの本数が増える時間帯は、朝起きてすぐ~夕方まででした。
もっと具体的に言うと「お腹がすいたとき」です。
生きていくのに食物は必要だけど、毒はいらないという当たり前の事実
私はお酒が好きなので夕食だけ食べるという『一日一食のみ』という日も結構な頻度でありました。
これはつまり、食事のかわりにたばこの有害物質(毒)を体内に流し込み、満腹中枢を刺激することで「食べなくても良い感覚」になっていたという事です。
毒でお腹いっぱい・・・・(汗)
なんとも恐ろしい毎日を、十数年に渡り送ってしまったことに本書を読んだことで気付くことができ、その結果、たばこはもう吸いたくなくなった、、というわけです。
たばこをやめたい理由やキッカケなんて関係ない
Amazonレビューでは本書を読んでも禁煙に失敗した人もいらっしゃるようですが、本書を読み禁煙できた実体験からすると、禁煙できるかどうかは、たばこをやめたい理由やキッカケ・気合の大きさ・精神力・我慢強さなどは無関係です。
本書の言葉を借りると“たばこの洗脳”(政府の話は実に興味深かった)を解放した後のほうが心おだやかに脱離期間を過ごせ、その後もスムーズに長期間禁煙に成功できるという感じです。
本記事「生きていくのに食物は必要だけど、たばこ(毒)はいらないという当たり前の事実」にピンとこなったけど、心の底ではたばこをやめてみたいなと思っている人にこそ、アレン・カーさんの「読んだだけで絶対やめられる禁煙セラピー」をぜひ読み禁煙にトライしてみて欲しいなと思います。
★アレン・カー著「禁煙セラピー」は色々なバージョンがでていますが、私も読んだ一番オーソドックスなものがおすすめです。